2010年 |
平成22年度新ひだか町福祉教育研修会 |
11月23日 新ひだか町公民館 |
新ひだか町福祉教育推進協議会が主催し、新ひだか町福祉教育研修会が開催されました。 |
初めに、22年度で閉校される三石地区の小学校4校に、長年のボランティア活動に対する、 新ひだか町福祉教育推進協議会長賞の伝達が行われました。 |
![]() |
表彰を受けた学校は、歌笛小学校、延出小学校、本桐小学校、鳧舞小学校でした。 |
続いて「第23回子どもの描くふくしの街づくりコンクール」表彰式を行いました。 |
![]() |
【高等学校の部】 | ||||
区分 | 作品名 | 学校名 | 学年 | 受賞者氏名 |
新ひだか町長賞 | 初めて障害を越えた日 | 静内高校 | 2年 | 松岡里美 |
新ひだか町教育委員会教育長賞 | ボランティア活動で得たもの | 静内高校 | 3年 | 白井ひとみ |
新ひだか町社会福祉協議会長賞 | 地球を守ることで桜を守る | 静内農業高校 | 3年 | 稲葉千裕 |
新ひだか町福祉教育推進協議会長賞 | ボランティアからつながる未来 | 静内高校 | 2年 | 柴垣愛理奈 |
新ひだか町共同募金委員会長賞 | ボランティア活動で得たもの | 静内高校 | 1年 | 及川聖菜 |
ボランティア連絡協議会長賞 | ボランティアに参加して | 静内農業高校 | 2年 | 西川優奈 |
【中学校の部】 | ||||
区分 | 作品名 | 学校名 | 学年 | 受賞者氏名 |
新ひだか町長賞 | 私が願うこと | 静内第三超学校 | 3年 | 秋元南希沙 |
【小学校高学年の部】 | ||||
区分 | 作品名 | 学校名 | 学年 | 受賞者氏名 |
新ひだか町長賞 | なんで捨てるの? | 鳧舞小学校 | 6年 | 五十嵐和泉 |
新ひだか町教育委員会教育長賞 | 自分から | 鳧舞小学校 | 6年 | 佐藤美月 |
新ひだか町社会福祉協議会長賞 | 最高のボランティア活動 | 鳧舞小学校 | 4年 | 大谷 海 |
新ひだか町福祉教育推進協議会長賞 | すてる人 | 鳧舞小学校 | 5年 | 三浦優子 |
新ひだか町共同募金委員会長賞 | 海浜公園の未来は | 鳧舞小学校 | 5年 | 大谷 京 |
ボランティア連絡協議会長賞 | あぶないな | 鳧舞小学校 | 6年 | 馬場海斗 |
【小学校低学年の部】 | ||||
区分 | 作品名 | 学校名 | 学年 | 受賞者氏名 |
新ひだか町長賞 | がんばったゴミひろい | 鳧舞小学校 | 2年 | 菊地佑太 |
新ひだか町教育委員会教育長賞 | きれいになった かいひんこうえん | 鳧舞小学校 | 1年 | 三浦 咲 |
新ひだか町社会福祉協議会長賞 | いっぱいとったゴミひろい | 鳧舞小学校 | 2年 | 佐藤大斗 |
新ひだか町福祉教育推進協議会長賞 | 鳧舞小学校さいごのボランティア活動 | 鳧舞小学校 | 3年 | 山本竜騎 |
【養護学校の部】 | ||||
区分 | 作品名 | 学校名 | 学年 | 受賞者氏名 |
新ひだか町長賞 | 現場実習に行ったこと | ペテカリ分校 | 高等部3年 | 佐竹一之 |
新ひだか町教育委員会教育長賞 | 現場実習 (絵) | ペテカリ分校 | 高等部2年 | 田中 諒 |
新ひだか町社会福祉協議会長賞 | 現場実習に行ってきました! (絵) | ペテカリ分校 | 高等部2年 | 谷口千春 |
新ひだか町福祉教育推進協議会長賞 | しょくはくけんしゅうの おもいで (絵) | ペテカリ分校 | 高等部2年 | 堀田拓也 |
新ひだか町共同募金委員会長賞 | 驚かせ大作戦 | ペテカリ分校 | 高等部2年 | 田上 茜 |
ボランティア連絡協議会長賞 | なつやすみの おもいで | ペテカリ分校 | 中学部3年 | 栗山大生 |
【朗読 「初めて障害を越えた日」 静内高校2年 松岡里美さん】 |
受賞者を代表して、新ひだか町長賞を受賞した静内高校2年の松岡里美さんが、 作品「初めて障害を越えた日」を朗読しました。 |
![]() |
作品名 初めて障害を越えた日 |
静内高校2年 松岡里美 |
私は、実は障がい児と関わることが怖くて障がい児が関係するボランティア活動を避けてきました。 そんな私に障がい児が通うペテカリの園分校の運動会のボランティア募集がやってきました。私は 勇気を出して参加を決意しましたが、どんなことがあるのかはまったく想像がつかず、頭の中は不安 で一杯でした。 当日、いざ運動会が始まると、明るい音楽にあわせて活動する子どもたち。私は自然と 「頑張れ。」 とつぶやくようになっていました。人前で競技をするのが恥ずかしいのか、動かなくなってキョロキョロ する子。競技をしないで暴走する子。笑顔の子、その姿を見て笑顔になる家族。たくさんの人の笑顔 や声援が、私が怖いと思っていた場所にありました。 ボランティアスタッフと障がい児が一緒に参加する競技があると聞き、体育館前の廊下で障がい児 たちと待っていると、私の方を向いて一人の男の子が何か言っています。ぼそっと言う言葉が聞き取 れず、何度も聞き返していると、彼はこう言っていたのです。 「あくしゅ」 私は一瞬止まってしまいました。私は心の底から嬉しさがにじみ出てくるのを感じました。数秒間の 握手でしたが、今でも忘れられません。 どこかで私のように心の中に壁を作り、壁から目をそらせているのなら、まずは壁に触れてみては どうでしょう。その壁は意外に小さく、とても簡単に越えられるのかもしれません。 |
研修 「支えあう福祉のまちづくり〜今、私たちにできること〜」 |
講師 社団法人シャンティ国際ボランティア会 緊急救援担当 白鳥孝太氏 |
![]() |
シャンティ国際ボランティア会の活動内容の説明、阪神淡路大震災直後のDVD鑑賞及び紙芝居を見て、 避難所で自分たちなら何ができるかをグループ内で検討し発表しました。 |
また、「協議した活動を行うために必要なこと」や「活動を行うために必要なもの」の検討、更に、「避難所 において自分たちが行っている活動を避難者にどう伝えるか」を協議し発表しました。 |
![]() |
一人で考えて行動するよりも、多数の意見を束ねた活動が、いかに多様なものかを知らされた研修であ りました。 |